よりよい社会づくりに貢献する その手段としての長期運用モデルをつくる今月のC-Class|人材紹介サイトC-Class

【プロフィール】

澤上 篤人

1947年、愛知県名古屋市生まれ。70年〜スイス、キャピタル・インターナショナル社でアナリスト兼ファンドアドバイザーを務め、スイス、ピクテ銀行日本代表を経て96年さわかみ投資顧問株式会社設立。99年日本初の独立系投資信託会社さわかみ投信株式会社を設立。

方法論としての長期運用

私はこの仕事をするにあたって、「何のために投資するのか」がとても大切だと思っています。
投資をして単に儲けようということだけでは決してなく、私たちが投資するお金が社会のためになっていく、その結果として資産運用につながっていくことの連動性がとても重要なのです。
ということは、短期的な相場の上昇、下落で一喜一憂するのではなく、長期的視野に立った運用こそが私たちのすべき投資のあり方だと思っています。社会のために5年、10年、20年と実績を積み上げて、結果を出していくことが大切なのです。
しかしながら、私どもはまだ設立から10年ですから、本当の意味での結果は出ていないと思います。ですから、これからの目標はとことん正直に、誠実に、本当に安心、信頼できる本格的な長期運用のモデルをつくっていきたいと思っています。

お金に「頑張ってもらう」

投資とはお金を手放すところからスタートします。その際にどういう方向性で手放すかが重要なポイントとなってきます。
これからの社会をつくるにあたって、次世代によりよい社会を残すにあたって、世の中に役に立つお金の使い道があるはずです。そのために世の中に役に立ちそうな企業をリサーチして、投資によってその企業を応援したい。その結果としてリターンが戻ってくれば言うことないわけです。
決して、「儲けよう」としてお金を手放すのではなく、社会のためにお金に「頑張ってもらう」ために手放すのです。
お金というものは回り方が大事。人を出し抜くために回すのではなく、世の中に価値ある投資として回していれば、結果として失敗することは少ないのです。

社会づくりをしたい人が参加できる「草の根投信」

私たちは投信という仕事上、お預かりした大切な財産をより多くするという使命を負っています。
その財産もせっかくですから社会のために役立てていきたい。ですから、私は投資を募る際にお願いしていることは、次世代のために投資をしてほしいということです。
1万円からのスタートでも構いません。長期の視野に立って、自分の投資したお金がどういう形で役に立っていくのかを見守っていてほしい。
結果として、小額からの長期運用というのが私たちのお客様のスタイルのひとつとなっているのです。

そうしてお預かりした大切な財産を通し、社会づくりに参加していただき、結果としてその財産を増やすことができる。それが私どもがお客様から賛同いただいている大きな理由のひとつだといえるのです。

この時期だから」お金を回す

最近よく、「この時期大変ですね」と言われます。確かに世の中の景気は急速に冷え込んでいますし、資金的にはとても厳しいものがあります。
しかし、「この時期だから」こそ、投資をして企業を応援する価値というものがあるのではないでしょうか。
相場的にも安い時に買って、高いときに売るという原則はシンプルなものですから、今我慢してお金を回すことは将来的に絶対にプラスになるはずです。
幸い、先ほどお話したように私どものお客様は、小額からスタートする長期の運用という理念や方法論に賛同していただいている方ばかりです。短期運用に比べ、この時期にあえて売らなければならない事情や、資金調達のショートといった事態は比較的少なくすんでいます。 「この時期だから」こそ価値ある投資をして、次世代の社会づくりに役立てていきたいと考えています。