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今月のC-Class

長山宏
三優ビーディーオーコンサルティング株式会社 代表取締役

北海道大学卒業後、阪和興業鞄社。数々の中小企業経営者と接し、 「自分を育ててくれた中小企業の経営者の発展をお手伝いしたい」「人が生かされる 組織を作りたい」と、三優監査法人入社。 97年三優BDOコンサルティング且謦役就任を経て、03年同社代表取締役就任、現在 に至る。 京セラの稲盛名誉会長を師と仰ぎ、4年間に亘る盛和塾講師を通じ、稲盛経営の核心 を掴む。 「社長が変われば全てが変わる」という標語のもと、「経常利益率10%以上の経営シ ステムの構築」、「ディスクロージャーの推進により中小企業が健全に発展できる社会イン フラの構築」を目指し活動中。

長山宏のマネジメントカフェテリア
  1. vol.1 経営
  2. vol.2 経営者
  3. vol.3 セルフマネジメント

体調管理は意識されていますか?


意識はしないですね。
意識をすると病気になる、と考えています。
思いは実現する、といいますが、これは体調面でも同じですね
。 あと、プロの歌手としての顔も持っていますが、歌っていることで細胞が活性化されているという感覚を得られるというか、ストレス発散になっているかもしれません。
あとは子供と遊ぶこともひとつですね。


普段、落ち込むことはないんですか?
モチベーションコントロールはどのようにやってらっしゃるんですか?


落ち込むことはないですね。
もともと落ち込みやすい性格なんですが、常にポジティブな事を考えてテクニック的な部分で補っています。
テクニック的な部分だと、どうしても継続するのが難しいと皆さん感じているようですが、
重要なのは、人間は3%程度の顕在意識で動いており、コントロールできていない潜在意識が97%を占めていると認識することです。
そして、その潜在意識を変えないと根本的には人間は変わらないというのが重要です。
そこを変えるために潜在意識と顕在意識をつなげることが必要ですが、
潜在意識と顕在意識をつなげるためには自己開示すること、自分を丸裸にすることが重要です。


どうすれば自己開示ができるんですか?


死を意識したとき、それが可能になると思います。
恥ずかしさ、怖さ、恐怖で潜在意識は埋め尽くされています。
だから行動が止まる。死を意識したら、もう恥や恐怖なんてなくなるんですね。
嫌な経験が自分にとってプラスだったと感謝できるようになって、自分をさらけだせるようになって、人に全て示せるようになる。
自分の意識をマイナスに思わなくなることで過去いやだった人や思い出を受け入れて、いかに自分にとって大きかったか感謝するようになる。
そして、その場限りの利己的な考え方からも開放される。
そのとき、顕在意識と潜在意識がつながります。


普段から何かを行うことで辿り着く、というものではないのですか?


京セラの稲盛さんも言ってますが、人間が変わるときは死に真剣に向き合ったとき、生きているだけでありがたいと思えるようになったときです。
もしくは自分自身の利己をひたすら反省していく過程を徹底して行ったときです。
私の場合は、妻の死がきっかけでしたね。 妻の余命3ヶ月といわれたときに、自分の「生と死」について徹底的に考えました。
妻が亡くなったとき、死を受け入れたときに、「死んでもいい」と思いながら何でもやれるという心境を理解できたんです。
それが決定的な瞬間でした。


そこまでの大きなショックを受けないとやはり難しいんでしょうか?


私は今、顕在意識と潜在意識をつなげる第3の方法を作ろうとしています。
心理療法的なものですが、自分の心の闇を認識しながら、潜在意識と健在意識をつなげるインフラ、それをつくりたい。 それを用いて、経営者のポテンシャルを引き出す、あるいは本来の姿を取り戻すお手伝いするのが目標です。
最初に述べましたが、幼少期にマイナスイメージの体験を受けたことがひとつ経営者に多い特徴です。
人間は愛情を求めて動きますが、それが与えられなかった恐怖などが大きいケースが多い。
愛情を与えられなかった人は、力を誇示することや成功をアピールすることで認めてもらおうという潜在意識にあることが多いんです。
それでも充分に力に変わりますが、そこからさらにもう一歩抜きん出るために、あるいは成長していくために、
その人がどのようなシナリオ・理想の姿を潜在的に抱いているかを知り、欠けている部分を埋め、矯正できる部分でお手伝いしていく。
それが経営者に対してできるひとつの大きな貢献と考えます。

今週のプロフェッショナルシンキングQUIZ 回答

Q:
歌をうまく歌うためにはどうしたらいいか?

A:
歌ってはいけない。ただ言葉を話すだけ。
「歌おうとする」から無駄なところに力が入る。プラスの力を出すには、プラスを意識しすぎない。
これは、結果を出すために、結果を考えすぎない。という考えと一緒ですね。