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今月のC-Class

伊藤秀俊氏
経営者

1979年スタンフォード大学院卒業後、マッキンゼー&カンパニー、IBM、ウルシステム株式会社COO、フューチャーシステムコンサルティング株式会社取締役常務執行役員、株式会社フォーバル取締役副社長(CFO&CSO)、早稲田大学ビジネススクール経営大学院客員教授(ベンチャーファイナンス)等を歴任。現在は、株式会社アン・バランス代表取締役会長(CEO)、ライブドアホールディングス社外取締役、米国Olympus Capitalシニアアドバイザ、米国Och-Ziff Capital Management(NYSE:OZM)顧問を兼任。

伊藤秀俊のマネジメントカフェテリア
  1. vol.1 経営
  2. vol.2 経営者
  3. vol.3 プロフェッショナル

本物と偽物の違い


どの国の経営者でも最初に会った時に、どの位本物の経営者かは直ぐに分かります。
本物の経営者は、考え抜いて実行してみて成功した経験からしか語りませんし、言葉に力があります。
そもそも経営や事業は、順風満帆に行くのは稀であって、ほとんどが何かの失敗をしてきているという事実があります。
考え抜いて実行して、失敗を繰り返して、また盛り返して、本物の経営者は最後に成功するまで、絶対にあきらめません。
そんな姿勢に敬意を持って接すると、自分自身はまだ発展途上であると痛感させられます。


プロフェッショナルとは


プロフェッショナルな人とは、自分の持って生まれた可能性を伸ばす事にとことんストイックになれる人じゃないでしょうか。
持って生まれたIQとかDNAだけで勝負する事ではありません。
ファッションモデルの世界の競争は厳しく、基本的には見た目、写真映りが全てで、教育やキャリアパスとかは関係はありません。 またいくら努力してもオーディションには落とされることが多いです。
世界最高レベルのスーパーモデルは何万人から一人の確率で選ばれますが、生まれつきのDNAが最も重要とされる点で、厳密には可能性を伸ばす事によって、つまりは努力の成果によって実績を残すプロフェッショナルとは少し異なると思います。
既に他界した元全日本チャンピオンのテニスプレイヤーは、毎日10時間、朝から晩まで、ずっとテニスコートの四隅を狙ってサーブを練習し、1000球中999球目が外れたら最初からやり直したそうです。
とんでもない程に自分の可能性を伸ばす努力をしていました。 単に努力したから成功できるわけじゃないと理解しながら、苦しみや葛藤の中で徹底的に自分の目標と可能性を伸ばし、結果を出した人でした。
  単に努力した事、チャレンジした事が全てではなく、先ず結果を出し、そして周りの人を惹きつけ、あらゆる支援も得て、普通の人からプロフェッショナルになっていくと思います。


キャリア・ストラテジー


現在、投資、持株会社、ベンチャービジネス、の領域で仕事をしていますが、ある程度キャリアを積んだ後に、次のキャリアへのステップとして数社を兼業する方は日本人にはあまり多く見かけません。
あまり大した参考にはなりませんが私自身の場合では、一社あたり稼働率を分散して複数のキャリアを融合して楽しんでいます。
実は表裏一体で、全てが繋がっていますので、時間の使い方、切り替えの仕方、膨大な情報の中から判断できるビジネスが多々あり、自分で構成したシニアなビジネススクールに自分で入学したようなものですから、短期間に色々な側面から未経験の事業を含め集中的に経験したい経営者層にはお勧めします。


今後のビジョン


自分の仕事のモチベーションは、面白くてしょうがない状態にあるときに最大になります。
良いことが積み重なっていくと、雰囲気がどんどん良くなり、周りの人からのポテンシャルが発揮されていって、力の掛け算がうまくいく状態ですね。
仕事は軍隊に入隊するのではないですから、先ずは楽しまないと損です。 楽しいという状態は、できる事、やれる事をやっている状態です。 達成して成功していけそうだと思っている状態です。 
多くの成功を作っていくために、ひとつひとつ小さな結果にコミットして達成を心がけています。 仕事を最高の楽しみと考えていますので、兼任の形を続けて、先ずは「資産運用会社での投資実績を上げ、複数の事業会社のグループ経営を持株会社の立場で統括し、新しく世界一流のベンチャーを育てEXITする」という複合的な結果を出して行こうと心しております。 
こんな未熟な考え方のご紹介でお恥ずかしい限りですが、何を手がけても最後に結果を出すことが全てと痛感しています。

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