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今月のC-Class

佐藤禎之氏
経営者

1975年東京都生まれ。95年海上自衛隊航空学生入隊。29歳で辞職後、2006年に、非営利団体と企業のマッチングを行う有限会社ボランタス設立。同年12月、左右違う柄の靴下などアパレル商品を扱うミスマッチジャパン株式会社の代表取締役に就任。
有限会社ボランタス:http://www.voluntas.co.jp/
ミスマッチジャパン株式会社:http://www.littlemissmatched.jp/

佐藤禎之のマネジメントカフェテリア
  1. vol.1 事業
  2. vol.2 ターニングポイント
  3. vol.3 モチベーション
  4. vol.4 プロフェッショナル

自衛隊時代の経験で今活かされているものはありますか?


特に礼節や、筋を通すことに関しては揺るぎ無いものを培えたと思います。
普通にビジネスマンとして過ごしていたら身につけられないものを手に入れることができたと自信を持って言えます。
ビジネスマンとして、また経営者として人格はとても重要だと思うんです。その人格を成す上で大切な要素を自衛隊で学ばせていただきました。
またターニングポイントの部分でも話したように、どこに命をかけるか、という位にまで真剣に人生を考えるようになれたのも自衛隊時代の影響が大きいです。
自分の性格からすると、おそらく自衛隊に行かなくても友人と起業していたんじゃないかと思うんです。
ただ、わいわい楽しくやってある程度は成長して、最終的にはだめになっていたんじゃないか。漠然とですが、そんな気がしています。
一見すると遠回りに感じるかもしれませんが、自衛隊での10年は、自分にとって遠回りだったとは全く思わないんですね。



プロフェッショナルとは?


ビジネスの世界ではまだまだですが、自衛隊時代にずっと意識していたものがあります。
自衛隊に入隊したときに言われたのが、どんな状況下でも一定の成果を残す。天候が悪いから、立地が悪いから、とかそういったもので言い訳しない。
これがプロフェッショナルだと教わりました。 自分にとって、残さねばならない一定の成果とか何か?
 これを明確にして、常に超えることを当たり前と自分に課し、超えるために自分の心身を鍛えていくんだと。
で、続けざまに「だから、今からお前らをしばく!」と言われました(笑)



このインタビューの読者には、ターニングポイントを求めている方や新たなチャレンジを考えている方も多くいらっしゃいます。そのような方々にメッセージをお願いします。


あまり偉そうなことは言えないのですが、言えることがあるとすれば、「やりたきゃやるしかないんじゃないの」、「踏み出せ」でしょうか。
たまに私に相談してくる方々で、チャレンジを考えていたり、起業を考えていたりする方がいますが、彼らに共通しているのは、最後に背中押されたいだけということ。 相談に来た時点で心は決まっているんです。
「やらなかったらどうなるの?」って聞くと、「おもしろくないです」と皆答える。
「答えは出てるじゃんか。じゃあ、やりたきゃやれよ。踏み出せよ」と。 それだけですね。



どうしたら一歩が踏み出せるんでしょうか?


踏み出す言い訳が必要だと思うんです。
私に相談に来た方々は「佐藤に背中押されたから」という言い訳を求めてきています。
いまやっているリトルミスマッチもそうなんですね。左右違う柄の靴下なので、恥ずかしいとかいう思いが出てきて、ちょっとハードルが高い。もし履いても、「おしゃれでしょ?」とはなかなか言い出せない。
ところが、芸能人やモデルが着用してメディアに登場すると一変します。
「芸能人の○○が履いてるから」という言い訳ができることで履けるようになる(踏み出せる)んです。

ただ、待っていてもなかなか踏み出す言い訳なんかないのだから、自分で作ってしまう。
例えば、周りに言いきってしまうとか、多少強引で無茶だと思えるようなやり方でもいいと思います。「おれ、今年中に必ず起業するから」と友人全員に言いきってしまうとか(笑)
そうしたら踏み出すのは決定です(笑)
言い切った後は、極度のプレッシャーを感じるみたいですが、実は自分が思うほど他人は自分に注目していません。
なので、自分の中でプレッシャーを都合のいいように調節して、「こんなに注目されているからやらなきゃ」と自分を奮い立たせつつ、行き過ぎてしまったら「どうせだれも注目なんかしてないさ」と、自分のペースを取り戻す。
そう考えて日々進んで行ったら何とかなるんじゃないでしょうか(笑)

やめる時の言い訳やできない理由はいつでも、いくらでも、簡単に生み出せます。
でも踏み出す時の言い訳は、自分から作りにいかなければならない。
それを意識しておくと、日々、もう一歩踏み出す癖がつき、成長につながっていくのではないでしょうか。





今週のプロフェッショナルシンキングQUIZ 回答

Q:
海上自衛隊では、毎週金曜日にカレーを食べます。 なぜ毎週金曜日なのでしょうか?


A:
A:曜日感覚を取り戻すため
海上自衛隊では船での生活を中心に考えています。 海の上ですごしていると、曜日感覚がなくなります。 それを取り戻すために、毎週金曜日のお昼にカレーを食べるようになりました。
ビジネスマンとして忙しい日々を過ごしている方は ぜひ金曜日にカレーを食べて、メリハリをつけてみては いかがでしょうか。

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